施行前写真

施工前

遮熱塗装_アイキャッチ

施工後

基本情報

費用:
非公開
地域:
大阪府東大阪市
施工箇所:
工場の折板屋根

施工内容

【1】高圧洗浄

【2】けれん

【3】プライマー塗装で下塗り

【4】遮熱塗料を塗付(2回に分けて重ね塗り)

【5】屋根のボルトにプラスチックキャップを取り付け

※作業の前後には、昇降用の足場架設及び撤去も当社で行っております。

今回は、大阪府東大阪市にある工場の折板屋根に遮熱塗装を施した事例の紹介です。

熱が工場内に籠ると作業員や商品に影響するので、遮熱塗装をしてほしい

施行前写真

今回のご依頼主様は、以前(15年ほど前)にも遮熱塗装をさせていただいた工場の管理者の方でした。

上記の写真でもわかるように、15年ほど経過していることから、塗料の経年劣化がかなり進んでしまっています。

 

ご依頼主様から「夏場になると工場内に熱がこもり、作業員の方や商品に影響が出てしまう恐れがあるので、遮熱塗装をしてほしい」とのご要望があったため、今回は、遮熱塗料の中でも遮熱性の高いシリコン塗料「パラサーモシリコン」を塗付することにしました。

この塗料(パラサーモシリコン塗料)は、「弱溶剤系塗料」と言われるもので、人体や環境への影響が少なく、様々な屋根材に対応していることから、多くの塗装現場で使われています。

中でもパラサーモシリコン塗料は、耐久性にも優れていることが特徴で、比較的長持ちする遮熱塗料です。

折板屋根への遮熱塗装工程を紹介

  1. 【1】折板屋根全体を高圧洗浄
  2. 【2】折板屋根の細部についた汚れをケレンする
  3. 【3】折板屋根にプライマーで下塗り
  4. 【4】折板屋根に遮熱塗料を2回に分けて塗付(中塗り・上塗り)
  5. 【5】折板屋根を固定するボルトにプラスチックキャップを取り付け

今回、折板屋根の遮熱塗装は、上記の5工程にて行いました。

また、昇降用足場の設置及び撤去も作業前後に行っています。

【1】折板屋根全体を高圧洗浄

高圧洗浄後

まずは、塗料が浮いたり剥がれてしまわないために、砂塵などを高圧洗浄機で取り除いていきます。

折板屋根の場合、凹凸部分や折り目の部分に汚れが溜まりやすいので、しっかりと洗浄を行います。

細部まで高圧洗浄

屋根板の接合部分である「棟」には、上記写真のような隙間がありますので、隅々まで高圧洗浄を施していきました。

【2】折板屋根の細部についた汚れをケレンする

どのような屋根でも、長い間メンテナンスせずにいると、高圧洗浄では取れない汚れがついてしまいます。

高圧洗浄による洗浄の後はヤスリなどを使って、「ケレン」という、よりしっかりとした洗浄工程を施していきます。

 

この作業を怠ってしまうと、塗料のひび割れや剥がれの原因にもなるので、高圧洗浄と同様、徹底的に行います。

【3】折板屋根にプライマーで下塗り

プライマーによる下塗り工程

高圧洗浄・ケレンによる洗浄工程が完了したら、次は「プライマー」による下塗りを行っていきます。

この「プライマー」という塗料は、塗装の下地にあたる部分で、この後塗付していく遮熱塗料の接着性(密着性)を高める効果があります。

 

接着力が高いので、同じ部分を塗ろうとすると、ローラーを巻き込んでしまったりすることがあるので、迅速かつムラが無いように塗付していきました。

この下塗りの工程を、いかに丁寧に行うかでその後の仕上がりも変わりますので、屋根の塗装工事において重要な工程です。

【4】折板屋根に遮熱塗料を2回に分けて塗付(中塗り・上塗り)

遮熱塗料の中塗り工程

プライマーの塗付が終わったら、いよいよ遮熱塗料を塗付していきます。

機能性・耐久性を高めるために、「中塗り」「上塗り」の2工程に分けて、遮熱塗料を塗布していきました。

中塗り乾燥後_洗浄

中塗りが終わり、十分な時間をおいて乾燥させます。

乾燥の工程において気を付ける点は「乾燥時間」です。

長い時間おいていると、どうしても「砂塵」や「ほこり」が塗料に付着してしまいます。

なので、中塗りをした塗料の乾燥後、上塗り工程に移る前には必ず高圧洗浄でほこりなどを落とします。

上塗り工程後

上記の写真は、上塗り工程完了後の写真です。

つやがあり、綺麗に見えることも、今回使用したパラサーモシリコン塗料の特徴です。

【5】折板屋根を固定するボルトにプラスチックキャップを取り付け

プラスチックキャップ取り付け

最後に、折板屋根を固定しているボルトを保護するために、プラスチックキャップを取り付けていきます。

今回、ボルトのサイズに合うボルトキャップがなかったので、シール材で密着性を高める処置を施し、耐水性も高めています。

また、ボルトキャップ自体も「サビヤーズ」という、ポリカ―ボネート製の耐久性に優れるものを採用しています。

屋根部分は雨風や砂塵の影響を受けやすいので、こういった部分にも高い耐久性のあるものを使うことがほとんどです。

 

実は、今回遮光塗装を施したこちらの屋根なのですが、折板屋根を固定しているボルトもかなり経年劣化が進んでおり、ボルトと屋根板の隙間から水が浸入してしまうことが、1回目の高圧洗浄時に判明しました。

なので、プラスチックキャップを取り付け、固定用ボルトを保護し、今後雨漏りが起こってしまう可能性を最小限まで抑える処置を施すこととなりました。

なかなか気づきにくい部分でもあるので、施工業者によっては、この部分を放置して撤収してしまうこともあります。

細かな部分ですが、屋根はメンテナンスの頻度も少ない為、出来る限り長い間保護できるような工夫も施します。

まとめ:屋根の点検は定期的に行うのがベスト!

今回、15年ほどメンテナンスされていない屋根の遮熱塗装を行ったわけなのですが、一般的に言われている屋根塗装の耐用年数である10年を超える期間、メンテナンスがされていない状態でした。

なので、塗装以外の部分(折板屋根の固定用ボルト)にも劣化が見られました。

 

やはり、塗装が剥げてしまうと、屋根板や金具にも影響が出てしまう恐れがあるため、定期的なメンテナンスは行っておいた方がいいでしょう。

また、高所作業で危険が伴うので、メンテナンスは無理に自分でしようとはせず、業者にお願いするのがいいでしょう。

 

これから、春先・初夏にかけて、気温が高くなってくると、遮熱塗装の案件も増えてきますので、早いうちから検討されることをお勧めします。

大阪府東大阪市で屋根の遮熱塗装を検討されている方は、村上塗装工業までご相談ください。