剥落しそうな外壁のタイル

施工前

完工後の正面の画像

施工後

基本情報

工期:
2.5ヶ月
地域:
門真市
施工箇所:
建物正面の外壁(タイル)
建物構造:
タイル貼っている部分:コンクリートパネル 裏面:鉄骨ALC造

施工内容

建物正面の外壁塗装によるタイルの防水と剥落防止工事
 ・打診検査
 ・タイル剥離部撤去
 ・タイル貼り替え
 ・コーキング打替え
 ・洗い工事
 ・タイル剥落防止塗装

経年劣化で剥落のある外壁タイルを塗装

今回は、鉄骨ALC造の建物の外壁塗装を行い、タイルの防水と剥落防止工事を行いました。

 

現在、葬儀会館として使用されていますが、別の葬儀会社さんが建てられ使用していた建物をそのまま使用しているため、20年以上が経過しています。
外壁のタイルも経年の劣化によって、すでに剥落していたり、今にも剥がれてしまいそうな部分がいたるところにありました。

 

ご依頼者様はタイルが剥がれ落ちて、お客様に当たらないかを心配されていましたので、打診検査でタイルの状態を確認し、まずは剥落しそうなタイルの撤去工事を行いました。

 

その後、建物正面のタイルの貼り替えと外壁塗装を行いました。

 

防水塗料を塗装して外壁タイルの剥落も防止

剥落しそうなタイルの撤去後は、タイルを貼り替えて補修を行い、外壁を塗装しています。

外壁がタイルでしたので、特殊な防水塗料の透明で防水効果があり、防水膜でタイルの剥落も防止できる塗料を使用しています。

 

防水とタイルの剥落防止の工事は以下の流れで行っています。

打診検査

打診検査で見つかった剥落しそうな外壁のタイル

打診棒というものを使用して、剥落しそうな外壁のタイルの状態を検査しました。
打診棒の先端をタイルに当てて転がして高い音があればタイルが剥落の危険がある部分ですので、チョークで目印をつけていきます。
この打診棒を使う事によって、見た目では分からないような剥離も発見できます。

タイル剥離部撤去

タイルが剥がれ落ちて人などに当たると危険なため、打診検査で剥落の危険があると判断された箇所の撤去を行いました。

 

コーキングの部分から剥落している画像

この部分の外壁はすでにタイルが剥落していました。

 

パネルのつぎめから浮いてきている画像

パネルのつなぎ目から剥落が起こっていました。

 

剥落しそうなタイルを撤去

剥落しそうなタイルを剥がして撤去を行いました。

 

高所作業車を使用して剥落撤去工事の画像

危険なところ、剥がれ落ちそうなタイルをまず撤去するために作業車を使用しました。
足場を組まない分、時間も費用も抑える事ができます。

 

いたるところに剥落しそうなタイルがありましたが、これは経年劣化に加え、立地にも原因があったと考えられます。
建物の目の前に交通量の多い道路があり、車が通った時の振動によってタイルが浮いてきたと考えられます。

タイル貼り替え

タイルの貼り替えはタイル業者の方に行って頂いています。

 

タイルに切れ目を入れる画像

タイルに切れ目を入れるところから行いました。

 

タイルをめくっている画像

タイルをめくる作業を行いました。

 

EGR-V2SPでタイルを貼っている画像

通常はセメントを使用しますが、今回はEGR-V2SPというタイル建材を使用してタイルを貼っていきました。
EGR-V2SPはゴム系のボンドで、揺れてタイルが動いてもボンドが追随し、タイルが割れにくくなる特長があります。

 

EGR-V2SPでタイルを貼っている画像

揺れが大きい部分にはEGR-V2SPを使用しますが、揺れが小さい部分のタイルの貼り替えにはセメントを使用しました。

 

このように、建物の状況に合わせてタイル建材を変える事で費用を抑えることができます。

コーキング打替え

経年劣化により、ボロボロになっていたコーキングの打替えを行いました。

 

手でコーキングを取る作業

劣化したコーキングを手で1つ1つ取っていく作業を行いました。

 

マスキングしてからコーキング打替え

マスキングしてコーキングの打替えを行いました。

 

コーキング打替えは、外壁のタイルと窓枠のサッシ廻りに対して行いました。

洗い工事

貼り替えたタイルの洗いや目地の是正を行いました。

目地を入れ直す作業

目地を入れ直す作業を行いました。

 

定規でしるしをつける作業 新たに目地を作り直す作業

定規でしるしをつけてから、目地を新たに作り直す作業も行いました。

 

目地用のセメントを入れる作業

目地を切った後に目地用のセメントを入れました。
はみ出しているセメントは最後にふき取り、きれいに仕上げています。

タイル剥落防止塗装

外壁のタイルの剥落防止と防水のための塗装を行いました。

 

タイル剥落防止塗装 パラクリアを使用した外壁塗装 足場を組んで外壁を塗装

今回の外壁塗装は5回塗りを行いました。
外壁塗装は通常2回塗りですが、建物の揺れなどを考慮し、お見積りの段階で5回塗りを提案させて頂きました。

外壁タイルの塗装によってお悩みとご要望を一度に対応

 

ご依頼者様のお悩みはタイルの剥落でしたので、まずは剥落しそうなタイルの撤去工事までを行い、その後に剥落防止工事のお見積りなどを行いましたので、次のタイルの貼り替えを行うまでに半年程の期間がありました。

 

また、ご依頼者様から「タイルの柄を残したい、活かしたい」というご要望もありましたので、元のタイルと同じような色や柄のタイルを探して貼り替え、防水塗料で外壁塗装を行いました。
透明の防水塗料ですので、外壁タイルの柄が見える状態で塗装を行う事が可能です。
似たような柄のタイルを探す事は容易ではありませんが、業者さんとも話し合いながら違和感のないタイルを見つける事ができました。

 

また、防水塗料についてもあまり知られていないものですので、ご依頼者様にしっかりと説明させて頂き、ご理解頂いた上で使用しています。

 

完工後には、ご依頼者様から「きれいにしてくれてありがとう」とのお声を頂いています。

 

タイルの防水塗装と剥落防止は村上塗装へ