外壁・屋根・ベランダ床を定期メンテナンス|ガルバリウム鋼板に遮熱塗装を施した事例 大阪府四條畷市

今回は、大阪府四條畷市にて、建屋全体(屋根・外壁・ベランダ床)のメンテナンスを行った事例です。

今回は、建屋全体の定期メンテナンス

今回メンテナンスを行ったのは、築12~15年ほど経った建屋です。

経年劣化により、屋根を打ちとめるネジを保護するためのコーキング材の効果が切れてくるタイミングでした。

定期メンテナンスの時期としては、非常に理想的な頃合いで施工できた事例です。

ネジのコーキングが剥がれると、壁の内部に影響が出てしまうこともある

基本的に、外壁や屋根を打ちとめるネジは、コーキング材で覆います。

その大きな理由に、「雨水の侵入を防ぐため」というものがあります。

 

しかし、外壁や屋根は太陽光(紫外線)の影響を強く受ける部分です。

そのため、ネジを覆っているコーキング材は、紫外線によって劣化が早まり、剥がれてしまうことがあります。

 

コーキング材が剥がれると、水が浸入してしまう余地が生まれてしまい、壁の内部にある「防水層」にも徐々に影響が出てきます。

防水層は薄いビニールなので、雨水の侵入を放置してしまうと比較的短期間で損傷する可能性が高く、「雨漏り」が発生する原因となるのです。

建屋全体(屋根・外壁・ベランダ床)のメンテナンス作業内容

それでは、今回のメンテナンス作業の内容を紹介していきます。

最初は、屋根のメンテナンス作業の紹介です。

【1】足場組み

初めに、建屋全体を取り囲むようにして足場を組みます。

今回は、外壁の塗装をやり替える際にスプレーガンを使用するので、隙間ができないように作業場全体をメッシュシートで覆いました。

【2】高圧洗浄・ケレン

ガルバリウム製の屋根を高圧洗浄とケレン作業で清掃します。

ガルバリウム鋼板は、素材の特性上塗料の密着性が低いため、綺麗になるまでしっかりとゴミを取り除きます。

【3】ガルバリウム製の屋根にサビ止め材で下塗り

続いて、下塗り工程です。

金属製の屋根なので、サビ止め材を使って下塗りを行っていきます。

 

今回使用した塗料は、ガルバリウム鋼板に適したものを使用しました。

前述したように、ガルバリウム鋼板は塗料が付きにくい素材です。

素材の特性に合わせた塗料を選ばないと簡単に剥がれてしまうため、下塗りで使用する塗料は的確に選ぶ必要があります。

【4】遮熱塗料(パラサーモシリコン塗料)で中塗り・上塗りする

サビ止め材が乾燥したら、遮熱塗料で中塗り・上塗りを行っていきます。

金属屋根は熱を帯びやすく、それに合わせて建屋内の室温もかなり上昇するため、遮熱塗料による塗装がオススメです。

 

「塗料だけで遮熱なんてできるの?」と思われる方も居るかもしれませんが、今回使用した『日本特殊塗料製のパラサーモシリコン塗料』は、飛行機の機体の塗装にも使われているほど高機能・高耐久を実現した塗料です。

その遮熱性は、夏場の室内温度が15~20度下がる効果を見込めるほど高いものとなっています。

 

中塗り・上塗りの2工程で塗装を仕上げ、屋根のメンテナンス作業は完了です。

続いて、外壁部分の作業紹介に移ります。

【5】既存のコーキング材を撤去・打ち換え

外壁の塗装をやり替える前に、外壁の接合部を保護するコーキング材の打ち換えを行います。

初めに、既存のコーキング材を撤去します。

既存のコーキング材を撤去した部分に、新しいプライマー(MP-2000)を塗り込んでいきます。

コーキング材と壁材の密着性を高めるために必要な工程です。

プライマーの塗布が終わったら、コーキング材を打ち込みます。

サイディングの表面に付着しないよう、気を付けて打ち込んでいきました。

仕上げに、コーキング材をヘラで伸ばしていきます。

余分な部分を取り除き、伸ばしたことで、外壁でよく見る形状に仕上がりました。

【6】外壁(レンガ調の壁面)にクリア塗装

続いて、外壁(レンガ状の壁面)にクリア塗装を行っていきます。

施工面積が広いため、スプレーガンを使ってより効率的に塗装していきました。

 

レンガ調の壁面に使用したのは『プロテクトクリヤー』という、無色透明の塗料です。

このタイプの壁面は、通常の塗料で塗装すると塗りつぶしたような印象になり、元々の良さがなくなってしまいます。

ですので、レンガ調特有の立体感を活かすのであれば、クリア塗料での塗装がオススメです。

 

クリア塗装は、中塗り・上塗りの2回塗りで仕上げています。

【6】外壁(波状の壁面)に水性セラミシリコンで塗装

続いて、波状の壁面に水性セラミシリコン塗料で塗装を行っていきます。

上記は、下塗りとしてプライマーを塗布している写真です。

面積が小さい部分はローラーを使って塗装していきます。

面積の大きい部分はスプレーガンで塗装していきました。

写真奥、ブルーシートを張っているのが見えるかと思います。

これは、メッシュシートと2重張りすることで、スプレーガンで噴霧した塗料が外に逃げないようにするために行っています。

 

吹き付け塗装のノウハウがあるからこそ、こういった処置を怠りません。

◆吹き付け塗装はトラブルの元?正しく処置すれば安全に塗装できる

吹き付け塗装は、最近ではあまり見られない塗装方法です。

何故なら「塗料が風で流されて隣の家や車の壁についた」「通行人にかかってしまった」など、トラブルの原因になるからです。

しかし、今回のようにメッシュシートをしっかり張り、そのうえでブルーシートと2重張りをすることで、風で塗料が流されてしまうことを防止することが出来ます。

上述したように、こういった処置を行える業者は、長年吹き付け塗装を行ってきた業者でなければできません。

ローラーを用いた塗装では、時間や工数が多くかかってしまうため、「短い工期で済ませたい」という方は、吹き付け塗装のノウハウを確立している業者を探してみるのが良いでしょう。

【7】軒天(屋根と外壁の境目にあたる部分)にEP塗装

外壁が完了したら、軒天(屋根と外壁の境目にあたる部分)にEP塗装(エマルジョンペイント)を施工していきます。

EP塗装は、いわゆるインテリア的な塗装で、外観を整える役割があります。

今回は、屋根と外壁の境目にある天井部分を装飾するために、黒の艶消し塗料で塗装していきました。

場合によっては艶出しの塗料を採用することもあります。

 

これで、軒天を含む外壁部分のメンテナンスが完了しました。

最後に、ベランダ床のメンテナンス作業内容を紹介いたします。

【8】ベランダ床のメンテナンス(トップコートの塗り替え)

最後の工程は、ベランダ床の塗装のやり替えです。

初めに、サンダーという工具で、塗装表面に意図的に傷をつけていきます。

 

塗装面に凹凸ができることで塗料の密着性が高まり、簡単に剥がれてしまうことを防ぐことが可能です。

今回使用した下塗り塗料は、それを想定した改良がされており、凹凸の無いところでも高い密着性があります。

しかし、100%そうだとは言い切れない部分があるので、念のためにサンダーによる足つけ作業(あえて傷をつける作業)を行いました。

足つけ作業が終わったら、トップコートを塗布していきます。

内壁や角など細かいところまでしっかりと塗り、ベランダ床の作業が完了です。

まとめ:メンテナンスは12~15年周期で行うのが最も理想的

今回は、建屋全体のメンテナンス事例を紹介しました。

冒頭でも説明しましたが、今回のメンテナンスは時期的にもかなり理想的なものでした。

やはり、塗装にも耐用年数があり、一定の期間(おおよそ15年程度)が経過すると、徐々に塗装が剥がれてきたりすることがあります。

 

塗装が剥がれてしまうと、外壁のひび割れや雨漏りの原因にもなり、災害による影響を受けやすくなってきます。

ですので、「そろそろ築10年以上経つかも」「前回いつメンテナンスしたかわからない」という方は、是非お近くの塗装業者に相談してみることをオススメします。

 

大阪府四條畷市で建屋の塗装メンテナンスをご検討中の方は村上塗装までお気軽にご相談ください!

オフィスビルの塔屋外壁と屋根を修繕・防水工事した事例

今回は、大阪府東大阪市にあるオフィスビルの塔屋外壁および屋根の修繕と防水塗装を行った事例です。

塔屋からの雨漏りに悩んでいたことが今回の依頼のきっかけ

今回のご依頼主様は、オフィスビルを管理する会社の方でした。

「ビル屋上の「塔屋(※)」からの雨漏りがひどく、何とかしたい」とご相談いただきました。

 

※塔屋とは:ビル屋上に出入りするための階段がある部分のことです。

長年メンテナンスされていない塔屋はクラック(ひび割れ)が多かった

現地へお伺いすると、外壁のクラック(ひび割れ)がかなり多く、特にドア付近のクラック(ひび割れ)は、指が入るほど大きなものでした。

ご依頼主様に詳しくお話を伺ったところ「もう何年もメンテナンスしていない」とのこと。

今は使われていないアンテナもあったため、その撤去と塔屋全体の修繕・防水塗装を行うことにしました。

塔屋外壁修繕と防水塗装の作業内容

ここからは、塔屋外壁の修繕および防水塗装作業の工程を紹介していきます。

【1】高圧洗浄

まず初めに、壁面に付着した細かな汚れを取るために高圧洗浄をしていきます。

この工程をしっかり行っていないと、塗料の密着性が低くなってしまい、ひび割れが起こりやすくなります。

【2】クラック(ひび割れ)のUカット

続いて、クラック(ひび割れ)にUカットを施していきます。

「何故ひび割れを広げるのか」と疑問に思われる方もいるかもしれません。

クラック(ひび割れ)にUカットを施しておくことで、このあと使うシーリング材と壁剤の密着性がより高まります。

これによって、将来的に同じところでクラック(ひび割れ)が起こる可能性を最小限に抑えることが出来るのです。

Uカット前には「墨出し」も忘れずに行う

Uカットの前には、「墨出し」という工程を行っています。

墨出しとは、いわゆる「目印をつける工程」で、Uカットの場合、本当に削る必要がある部分だけを見やすくするために行います。

電気工具を使うとはいえ、作業は人の手で行うわけなので、ミスが起こらないように作業の前工程はしっかり行います。

【3】外壁のクラック(ひび割れ)にプライマーを塗布し、シーリング材で埋めていく

Uカットが完了したら、シーリング剤を注入する部分にプライマーを塗布していきます。

上述したように、プライマーにはシーリング剤と壁剤の密着性を高める効果があります。

【4】古いアンテナの撤去

塔屋外壁には古いアンテナがついていました。

現在は全く使われていないものなので、この機会に撤去することになりました。

【5】修繕・撤去した部分に左官工事と柄付けをして、見栄えを整える

クラック(ひび割れ)を補修した部分と、アンテナを撤去し塗装が全くついていない部分に左官工事を施し、大きな凹凸を無くしていきます。

左官業者の方と連携しながら、左官→柄付け→左官→柄付け…といった順番で、作業を進めていきます。

壁面全体の質感が統一できるまで柄付けを行いました。

【6】外壁にウレタン塗膜防水を施工

左官工事と柄付けが完了したら、外壁全体の塗装工事に入ります。

今回の塗装は、密着工法による「ウレタン塗膜防水」です。

塗料は水性ソフトサーフSGを使うのですが、この塗料は微弾性という特性を持っており、細かなクラック(ひび割れ)が出来た際、それに合わせて伸縮します。

◆密着工法について

密着工法は、元々の塗装の上から塗装を行っていく工法です。

施工面積が狭い場合には「密着工法」、施工面積が広い場合には「通気緩衝工法」といった形で使い分けます。

その理由としましては、面積が広くなると塗料と壁(床)の間やクラック(ひび割れ)内にある空気が熱で膨張し、せっかくの防水塗装が割れてしまう原因になるからです。

通気緩衝工法では、そうした塗装割れを防ぐための対策として「通気緩衝シート」と「脱気筒」を設置し、膨張した空気を逃がす機構を作ります。

空気の膨張などによる塗装割れは、塗装面積が広くなるほど起こりやすくなるため、施工面積によって工法を使い分けるのです。

塔屋屋根の防水塗装作業の内容

続いて、屋上の防水塗装作業の内容を紹介します。

【1】高圧洗浄

外壁と同様に、屋根にも高圧洗浄を行います。

汚れがしっかりととれるまで、洗浄しました。

【2】クラック(ひび割れ)の補修

写真にはありませんが、細かいクラック(ひび割れ)をプライマー及びシーリング材で補修しました。

【3】ウレタン塗膜防水(密着工法)

屋根にウレタン塗膜防水を施工していきます。

外壁同様に、密着工法での防水塗装です。

細部に至るまで、しっかりと塗装していきます。

最後にトップコートを塗り、塗料を保護します。

この工程をするかどうかで塗装の持ちが変わりますので、見落としが無いように確認しながら作業しました。

 

これにて、今回の塔屋修繕と防水塗装工事が完了となります。

まとめ:外壁や屋根の定期メンテナンスは必ず行いましょう

今回の事例では、長年メンテナンスされていない塔屋外壁と屋根の修繕を行いました。

屋上や塔屋は目が届きにくいので、雨漏りしてから気づくということは珍しくありません。

塗装だけでなく、壁材も年月を経るごとに劣化していきますので、「外壁表面にカビが生えている」「塗装が剥げてきた」「細かいひびが入っている」などを見かけた際には、なるべく早く業者への連絡をしましょう。

 

その他、壁や屋根が損傷する原因として「地盤」が関わっています。

最近、川や海の埋め立てによって居住区やオフィス街が作られていることが少なくありません。

そのため、通常の地盤に比べて、地滑りや地盤沈下が起きやすくなっている地域が存在します。地盤沈下が起きやすい地域では、経年に関係なく建物が傷みやすいため、気を付けて見ておきましょう。

 

大阪府東大阪市で、外壁の修繕・塗装工事をご検討中でしたら、村上塗装工業までお気軽にご相談ください!

 

 

 

 

 

 

老朽化したビルの外壁タイルを全て剥がし、修繕・塗装した事例 大阪府東大阪市

ビルの外壁が老朽化し、場所によっては雨漏りもしているので修理してほしい

今回のご依頼は、大阪府東大阪市にあるオフィスビルを管理する方からのご依頼でした。

このビルの外壁は、長年メンテナンスを行っていない様子で、ご依頼当時は台風が多く発生していたこともあり、暴風雨の影響でタイルが剥がれてしまう恐れがあったため、全て撤去し、塗装を完全にやり替えてしまうこととしました。

 

またご依頼主様曰く、「場所によっては壁から雨漏りしている」とのこと。

塗装のやり替えに加え、クラックの補修を行いました。

ビルの外壁補修と塗装やり替えの作業内容と各工程におけるポイント・注意点

それでは、今回の作業内容を紹介していきます。

【1】足場組み

まず初めに、外壁施工用の足場を組みます。

タイルが貼られている部分全体を覆うようにして足場を組みました。

【2】外壁タイルを手作業ですべて撤去

続いて、外壁のタイルを全て手作業で撤去します。

今回作業量がかなり多かったため、解体業者に外注し、より効率的で安全にタイルの撤去をしていただきました。

 

依頼の際、「剥がしたタイルが落下することが無いように」と、安全に作業を進めてもらうようお伝えしています。相手は解体のプロなので言わずもがなではありますが、安全作業を心がけるようお願いしました。

【3】左官工事による、外壁表面の補修

タイルを剥がした後、外壁表面はかなりがたついてしまっているため、左官工事を施し、表面をフラットな状態にしていきます。

2回に分けて作業し、ムラが無い状態に仕上げました。

【4】シーラーを用いたクラックの補修

左官工事を行った後は、シーラーを用いてクラックを補修していきます。

外壁の一部が雨漏りしているとのことでしたので、入念にクラックを埋めていきました。

【5】ボンタイルの吹き付け

次に、ボンタイルの吹き付けを行っていきます。

ボンタイルの吹き付けとは、スプレーガンを用いて外壁塗装の模様付けを行う工法です。

「吹き付けタイル」や「玉吹き」と呼ばれることもあります。

ムラが出ないように均一に吹き付けするのはかなり難しく、高い技能が必要です。

 

今回、吹付の範囲が外壁全体なのでかなり広かったですが、慎重かつ丁寧に作業を進めました。

【6】水性ソフトサーフSGで下塗り

ボンタイルの吹き付けが完了したら、塗料を使って色付けしていきます。

 

今回使用した塗料は「水性ソフトサーフSG」という塗料です。

少し弾性がある塗料で、塗装した部分に防水性を持たせたいときに使用します。

古い塗装の細かいひび割れをカバーすることもでき、下塗り塗料としては汎用性の高い塗料です。

【7】セラミクリーンで中塗り・上塗り

下塗り完了後、単層弾性塗材「セラミクリーン」で中塗り・上塗りを行いました。

 

セラミクリーンはセラミックシリコン製の塗料で、「防カビ性」「耐久性」に優れた塗料です。

ひび割れ追従性も高く、細かなひび割れに合わせて伸縮するため雨水の侵入を防ぐことが可能です。

【8】三色の塗料で模様づけし、外壁塗装作業が完了

最後に、今回のご依頼主様のご要望で、企業のイメージカラーである緑系統の三色を使った模様付けを行っていきました。

綺麗な直線を引く場合、赤外線レーザーの出る測量機を使うことが多いのですが、今回のビルは築年数が長く、少しゆがみがある部分もあったため、使用を控えました。

その代わり、マスキングテープを使った養生で直線を書き、それをもとに、三色の塗料で直線を引いていくことにしました。

 

機械を使えば、その分手間もなくなるのですが、今回のように最新機器に頼らずとも高いクオリティを実現できることは、作業全体を通して大切な要素です。

ビルの外壁は定期的なメンテナンスと塗装のやり替えがオススメ

今回、老朽化したビルの外壁タイルを撤去し塗装をすべてやり替える工事を行いました。

タイルは老朽化すると、少しの衝撃で割れてしまう可能性のある材料です。ビルの場合、十数メートルにも及ぶ高所から破片が落ちてくることも考えられるので、定期的なメンテナンスは行った方が良いでしょう。

 

また今回の事例のように、外壁を一新することで、建物全体の見栄えも大きく変わるため、「最近ビルの外壁にカビやシミが出来てきた」「より清潔感のある見た目にしたい」という方は、塗装業者、もしくは屋根や外壁の修繕を取り扱う業者に相談することをオススメします。

 

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台風の影響で甚大な被害を受けた映画館の修繕工事②:外壁と屋上編 京都府京都市

台風被害で建物が使い物にならなくなってしまったので、修繕してほしい

今回のご依頼は、京都市にある映画館のオーナー様からです。

大型の台風によって、西日本全体が大きな被害を受けていた時、事務所付近にある映画館の修繕工事をご依頼いただきました。

台風の影響で甚大な被害を受けた映画館の修繕工事①:内装編に引き続き、後編は外壁と屋上編です。

建物全体がボロボロになっていたので、すべて修繕することに

築年数がかなり長い建物のため、台風被害でひび割れたのか、経年劣化でひび割れたものなのかが分からない状態でした。

特に壁からの雨漏りがかなりひどく、しっかりと補修する必要がありました。

今回は外壁と屋上部分の修繕を紹介していきます。

写真を元に、順を追って見ていきましょう。

【1】足場組・高圧洗浄

まず、外壁補修の工程からご紹介します。

修繕作業のために下準備として、建物周りに足場を組み、高圧洗浄で細かいゴミを落としていきました。

【2】コーキング・左官工事によるクラック補修

京都市修繕事例イメージ

コーキングによるクラック(ひび割れ)補修をしていきます。

コーキングとは、気密性や防水性向上を目的とし、ひび割れの隙間を目地材などで充填することです。

鏝(こて)を用いて、ひび割れを埋めて塗り仕上げていきます。その後、左官業者による左官工事が入ります。

【3】下塗り作業

京都市修繕事例イメージ

左官工事が終わったら、下塗り塗料を二回、重ねて塗ります。

今回使用した下塗り塗料は、【レナフレンド】です。以下の特徴があります。

  • 柔軟性が大きい
  • 下地の微細なひび割れに対し、優れた追従性を示し、雨水の浸入を防ぐ
  • 下地への付着力が良い
  • 長期にわたって付着力の低下を生じない

※【レナフレンド】は防水形複層塗材EというJIS規格に基づく仕様の塗料です。

下塗り作業は、壁に塗る塗料の密着性を高める効果があります。

【4】中塗り・上塗り

京都市修繕事例イメージ

二回の下塗り作業が終わると、外壁の中塗り・上塗り作業です。

今回使用した中塗り・上塗りの塗料は【水性弾性セラミシリコン】です。以下の特徴があります。

  • 超耐久性(長期メンテナンスサイクルを含めたライフサイクルコストが低い)
  • 防水性が高い(雨に強い) 等

外壁に修繕はこの工程で完了です。次は、屋上の修繕工事の工程に移ります。

【5】高圧洗浄と大きいゴミの撤去

京都市修繕事例イメージ

コンクリート製の屋上は、台風被害で、がれきがかなり多く出ていました。真下が射影機材室のため、廃材が落ちないようにブルーシートをかけて作業します。

【6】プライマーでクラック補修

まず、屋上のひび割れを補修していきます。

大きなクラックはコーキング補修し、その後、通気緩衝シートの接着性を高める効果のあるプライマーを塗布しました。

【7】フリック

屋上は、元々は平面でしたが、雨が降ると水が溜まってしまう構造になっていました。

水がたまるとコンクリートの劣化が早まってしまいます。今後のことを考えて、勾配を付け、水はけが良くなるように修繕しました。

【8】通気干渉工法による屋根の補修

京都市修繕事例イメージ

通気緩衝シートを既存防水層の上に貼っていきます。

通気緩衝シートは、その名の通り『通気性の良い緩衝シート』で、屋上コンクリートと通気緩衝シートの間に、結露などによる水が浸入したとしても、水が抜けるような構造になっています。

通気緩衝シート内に水が残ると、膨れなどが起きてしまうからです。

 

通気緩衝シートが張り終わったら、脱気筒を設置しました。

脱気筒は、屋上の防水層(今回は、通気緩衝シート+ウレタン塗膜防水)と下地の間の発生する水蒸気を排出する大切な役割を持っています。

京都市修繕事例イメージ

ここからは、ウレタン塗膜防水を施していきます。

ウレタン塗膜防水は、液状なのでシームレスで継ぎ目のない防水層の形成ができます。

また、重ね塗りができるので、繰り返し防水工事をする際に費用が抑えられるなどのメリットがあります。

しっかりとした厚みのある防水層にする必要があるため、二層塗ります。

一層目の塗布作業では、二層目の仕上がりがよくなるよう、金コテなどを使いながら均一になるよう丁寧に塗布していきます。

京都市修繕事例イメージ

一層目が塗り終わると、硬化するのを待ち、後日二層目の塗布作業を行いました。

この工程で、屋上の修繕作業は完了です。

まとめ:修繕工事は、塗装業者ではなく修繕業者に依頼しましょう

今回は、前編後編に分けて、大型の台風の影響で被害を受けられた映画館の、内装・外壁・屋上修繕いついての事例でした。

後編は、映画館の修繕工事、外壁・屋上の修繕工程をご紹介しました。

屋上での通気緩衝工法は難度が高い工法なので、屋根修理業者でないと出来ません。

規模や状態に適した修理をしないと塗装がはがれたり、劣化が早まる原因になります。

心配な方や、メンテナンスの頻度を少なくしたい人は、屋根修理業者に頼みましょう。

京都府京都市で、修繕・改修工事をご検討中でしたら村上塗装工業までご相談ください!

マンション外壁の塗り替え|明るい黄色にしてイメージアップ 兵庫県西宮市

イメージアップのためにマンションを明るい色に塗り替えたい

西宮市のマンションオーナ様からのご依頼です。

マンションは鉄筋コンクリート造りで、築20~30年ほどの建物でした。

新築から塗替えを行なっていなかったようで、本来は15年程度での塗替えが必要とされるところですので、全体的に老朽化が進んで、古い雰囲気になっていました。

マンションは写真からも分かるとおり、複雑な構造のファミリー向け物件で、最近退去者が出たので、入居者を募りつつ、建物全体の補修を行い。イメージアップを図られていました。

外壁は明るい黄色に塗り替えたいとのご要望がありました。外壁の劣化部分を補修し、塗替えを行い、階段に長尺シートを貼る工事をしました。

全体的な補修を行ないましたが、こちらの記事では外壁塗装について紹介します。

 

マンション外壁の塗り替え工事の工程

1.足場組み

塗り替えを行なうために外壁全体に足場を組みます。

 

2.シール打ち替え

外壁の継ぎ目や窓サッシなどのシーリングも劣化していましたので、打ち替えを行ないました。

 

3.外壁の洗浄

高圧洗浄機で外壁の汚れを落とし、工事がスムーズに出来るようにします。

 

4.外壁クラックなどを左官工事

外壁クラック(ヒビ割れ)部分が残っていると、水が入ったり、塗装がうまく出来ないので左官補修して表面を整えます。

 

5.2階面格子の撤去とビス穴補修

全ての窓に防犯のための面格子がありましたが、1階だけのこし2階は撤去をご希望でした。

面格子を取り外し、固定していたビス穴をふさぐ工事をしました。

 

3.塗装下塗り

下地となる下塗り塗料、エスケイの水性ソフトサーフを塗布します。

左官して平らになった部分はパターン付けを行ないます。

 

4.塗装上塗り

上塗りは、希望の色になるように、業者に調色してもらった水性セラミシリコンの塗料を使用しました。

黄色は下地の色が透けやすいので3~4回重ね塗りを行い、色ムラが出ないようにしました。

 

5.階段床張替え

階段には、滑り止め効果のある長尺シート貼りを行ないました。

カラーリングなどを事前にオーナー様と打ち合わせして決め、室内のイメージもがらりと変えることが出来ました。

 

イメージどおりの明るい黄色にマンションを塗り替え完了

イメージ通りの色にマンション外壁を塗り替えることが出来てオーナー様は大変お喜びでした。

マンションを塗り替えてイメージチェンジをする際は、色について様々なご希望があると思います。

今回の黄色のように薄くて明るい色は、下地の色が透けやすく、重ね塗りが必要になるので、工期が延び材料コストも余分にかかります。

また、濃い色は透けにくいですが、真っ赤や真っ青などの原色は、材料費が高いというデメリットがあります。

コストを抑えたいという場合は、ブラウンなど中間色で濃い色がおすすめです。

兵庫県西宮市でマンション外壁の塗り替えをご検討中でしたら村上塗装工業までご相談ください!

コンクリート打ち放し外壁の塗装補修 兵庫県西宮市

コンクリート打ち放し面が古くなってきたから塗装し直して欲しい

兵庫県西宮市の戸建て住宅の外壁塗装補修の事例です。

コンクリート打ち放しの外壁が痛んできたので補修して塗り替えて欲しいと元請け業者経由でご依頼いただきました。

コンクリート打ち放しの壁は表面を塗装していても、通常の壁より水が染み込みやすく、雨水の影響もうけやすいので、劣化すると表面の色や質感が変わってしまいます。

施工前壁面

事前に調査を行うと、クラック(ひび割れ)ができている部分や、クラックから鉄筋が見えている部分もありました。

下の写真のようにしみ込んだ水のせいで天井の塗装が剥がれ元々の黄味がかったコンクリートの素地が見えている部分もあります。

施工前天井

今回は元請け業者と協力して、弊社では外壁の補修と塗装を行いました。

コンクリート打ち放し面補修・塗装のポイント

1.塗装前の補修は念入りに

■クラック補修

施工前の調査で発見したクラックに養生テープでマーキングしておき、その部分をモルタルで補修します。

クラック補修

鉄筋が見えている部分は錆止め塗布も行いました。

鉄筋の丸い穴の部分が取れかけているところもありましたので、一度きれいに取り去ってもういちどモルタルで埋め直す工事も行いました。

鉄筋の穴

鉄筋の穴埋め

■エフロ洗い作業

エフロはコンクリートに水が染み込んだ際に成分が溶け出し、表面で凝固した白い塊です。

エフロをコテなどでこそげ落とし洗浄します。

エフロ掃除

■細かい劣化補修

コンクリート打ち放し面は、浸水による内部からの劣化だけでなく、表面も酸性雨などの影響で劣化します。

ザラザラになった細かい凹凸に左官処理を行い塗装前に滑らかに整えます。

表面を滑らかに

2.打ち放し壁に適した塗料で塗装

■プライマー吹き付け

プライマー(塗装の乗りを良くする液)を吹き付け機で効率良く壁面に塗布します。

プライマー吹き付け

■塗装は工程ごとに丁寧に

下塗り、中塗り、上塗りと工程を分けて行います。中塗りは防水用のトップコート材、プルーフロンを使用し、最後に上塗りとしてセラミクリードガードで仕上げます。

下塗り

中塗り

コンクリート打ち放しの壁を風合いを損なわず補修塗装完了

コンクリート打ち放しの風合いを損なわず塗装工事が完了し、仕上がりを見た施主様にもご満足いただくことができました。

施工後

コンクリート打ち放し面の補修や塗装には専門的な知識や技術が必要で、打ち放し面専門業者も存在するほどです。

そういった専門業者に依頼すると非常に高額になることが多いですが、外壁塗装全般を得意とする弊社村上塗装工業では、コンクリート打ち放し面の塗装を平米6,500円から承っております。

兵庫県西宮市でコンクリート打ち放し外壁の補修塗装にお困りでしたら村上塗装工業までご相談ください!

工場の塗装工事|生コン工場の複雑な鉄部全体を錆止め塗装 東大阪市

代がわりの際に生コン工場設備をキレイに塗装し直したい

東大阪市の生コン工場様の鉄部塗装事例です。

写真のように、全体的に塗装が傷み錆が出てきている部分も多く見られましたが、ご自身でも部分的に塗替えを行っておられたたため、業務上支障をきたすような劣化は見られませんでした。

ただ、ご依頼主である高齢の経営者様が「そろそろ次の代に引き渡したいので、その前に一度キレイに塗り替えて欲しい」と弊社にご依頼いただきました。

錆びて古くなっている

全体的に塗装が劣化

工場を5ブロックに分けて工事を行うことを提案

工場は広大でしたので、四角いプラント部分やコンベア、タンクなど5箇所に分け、5期に分けて工事を行うことを提案しました。

錆止めは、ロックペイントの「2液型サビカット」、上塗り塗料は同じくロックペイントの「ダイナロックⅢ」を使用し、それぞれ吹き付け塗装します。

ご依頼主様から、前に使っていた塗料と同じ色にして欲しいというご要望がありましたので、色褪せが少ない箇所と色見本を照合して同じ色の塗料をご用意しました。

塗装色合わせ

工場鉄部の塗装工事の作業内容

1.足場の設置

塗装部分の周りに足場を組みます。

今回のような複雑な建物に足場屋さんに頼むと、あとから「この部分にも足場がほしかった…」「もう少し高さがあれば…」という事態も起こり得ます。

しかし、弊社では自社の足場を所有しているため、仕事をしやすいように、必要な箇所に必要なだけ、足場を設置できます。

足場

2.工場鉄部全体のチェック

足場や、工場にもともと設置されている階段や通路を使用して、細かい部分まで鉄部の状態をチェックします。

結果、特別な補修は必要なく、錆止め塗装で十分だと確認できました。

3.掃除とケレンがけ

鉄板の上に散らばったコンクリートに混ぜる砂利の掃除や、凸凹になったサビ部分のケレンがけを行います。

砂利が散らばっている

砂利掃除は、エアーハンマーという専用の機材で行いました。

4.サビ止め剤の塗布

サビの進行を防ぐ錆止め剤(ロックペイント「2液型サビカット」)を吹き付け塗装します。

制御盤や、機械が入らない細かい部分はハケやローラーを使って作業しました。

サビ止め

吹き付け機はエアーカーテンガンと呼ばれる、噴射する塗料の周りを風の膜で覆いながら吹き付けできる専用の機械で行います。

吹き付け機なら、こう範囲をムラなく塗装でき、タンクは地上に置いたまま長いホースを通して作業ができますので、効率よく作業を進められます。

5.吹き付け塗装工事

ロックペイントの「ダイナロックⅢ」を、錆止め剤と同じようにエアーカーテンガンでムラなく塗装しました。

制御盤など細かい部分もキレイに仕上げることができました。

制御盤

生コン工場で特に注意して作業を行った2箇所

複雑で足場の確保が難しい四角いプラント部分

コンクリートを混ぜ合わせ、トラックミキサ(生コン車)に充填する四角く背の高いプラント部分は、構造が複雑で作業には細心の注意が必要でした。

まず建物が大きく、風を受けやすいので塗装中は足場の周りにビニールシートを掛けて、吹き付け時に液が飛び散らないように工夫しました。

面をシートで覆って作業

内部は下に行くほど細くなっており、タンクには水やコンクリが溜まっており、落下すると危険な箇所でしたが、足場を十分に組めない部分もあったので、安全帯を装着し、足元をしっかり確認しながら作業を行いました。

プラント

コンベアの側面は足場がないので高所作業車を使用

貯蔵タンクからプラントに続く細長いコンベアは、足場の設置が難しく、片側は作業用の通路がありましたが、もう片側は、手が届かないので、高所作業車で作業を行いました。

高所作業者車

錆びていた生コン工場の鉄部を安全に効率よく塗替えできた

錆びて古い印象になっていた工場が、塗替えでピカピカになり、ご依頼主様は大変ご満足されたご様子でした。

塗装後

東大阪市の工場など広大で複雑な構造の建物・鉄部の塗装にお困りでしたら、ぜひ弊社、村上塗装工業までご相談ください!

村上塗装工業なら…

  • 自社の足場があるから必要な部分に必要なだけ柔軟に設置できる!
  • 職人が吹き付け機を使って効率的に作業!
  • 塗料の色を細かく指定できる!

…など工場塗装の様々なご要望におこたえいたします!

工場の鉄部塗装について村上塗装工業に問い合わせをする

築40年の老朽化したマンションをコストを抑えて改修 徳島県

マンションの老朽化が激しく入居者が減ってお困り

 今回は大阪から徳島県のマンション修繕にお伺いした事例です。

オーナー様は、中古で購入したマンションの老朽化が進み、ボロボロの状態になり、入居者も減ってお困りでした。

マンション廊下

頻繁に小規模な補修は行われていたようですが、なかなか追いつかず、解体にもお金がかかるし、できたら一度全体的な補修を行いたいとお思いだったそうです。

まず、建物の調査を行ったところ、全体的に劣化が進んでおり、廊下の床表面は剥がれ、天井のコンクリートの崩落やPS扉のパネルが割れている部分も見られました。

 割れたパネル

建物の劣化部分から水が入り天井が壊れる原因に 

天井の崩落の原因は、屋上や外壁から染み込んだ雨水が、鉄筋に至り、生じた錆がコンクリートを内部から圧迫して起こったと考えられます。

天井崩落部

実際に写真の通り、割れた部分から錆びた鉄筋がむき出しになっています。

この部分を補修するほか、さらなる被害を防ぐためには、屋上や廊下、外壁からの浸水を止めるための工事が必要です。

屋上については防水工事をされた形跡があり、廊下については専門業者に頼むとのことでしたので、それ以外の外壁、ベランダなどの共用部、鉄部の補修・塗装を行いました。

 

今回のマンション改修工事のポイント

 

1.爆裂して鉄骨が見えている天井クラックを補修

鉄筋の錆びで割れた天井の補修を念入りに行いました。

まずは破損部を洗浄した後、ケレン作業で傷んだ部分やさらなる崩落の恐れがある部分を取り除きます。

 

その後、空いた穴をモルタル左官処理で埋めた後、塗装します。

施工中マンション

左官後天井

 

2.左官で平滑になった外壁にパターン合わせ吹き付け

塗装が綺麗にできるように外壁の下地を整えました。

まず、外壁劣化部分のケレン作業後左官処理を行い、周囲と段差ができないように整えます。

[ケレン作業]
外壁ケレン作業

[ケレン作業後]
外壁ケレン作業後

[左官処理の段差]
左官処理の段差

[左官処理の段差をなくす]
左官処理後平滑化

さらに、左官した部分は表面が平滑になり、凹凸のパターンがある周囲から浮いてしまいます。

[左官処理した壁面]
左官した壁面

塗装前にパターン合わせの吹き付けを行ってから塗装を行います。

[パターン吹き付け]
パターン吹き付け

劣化具合によっては、どうしても綺麗に仕上げられない部分もありましたが、できる限り自然になるように整えました。

 

3.中塗り塗料は在庫が多い色を使ってコストダウン

外壁の色はベージュとブラウンにしてほしいとのご希望がありましたが、水性ソフトサーフSGの下地を塗った後そのまま塗料を塗ると下地の色が透けて見えることがあります。

下塗り後、上塗り塗料の色に近い色で中塗りを行いますが、このときの塗料は弊社にちょうど在庫がたくさんあり、新たに取り寄せる必要がないオレンジ色などの塗料を使いコストを抑えました。

中塗りと、上塗り塗料はともに水性セラミシリコンを使用しています。

[下塗り]

※平滑に修復するのが難しい壁面の傷みがあったため、壁面に凹凸が残っています

[中塗り(赤系)]

[上塗り(ブラウン)]
上塗り途中

塗装中は、廊下や窓など他の部分が汚れないようにしっかりと養生を行っています。

養生の状態

 

4.ベランダ隔て板の注意書きもスプレーでコストダウン

ベランダは、床防水を行った後、隔て板も塗り直し、最後に注意書きをスプレーしました。

[防水後のベランダ]
ベランダ防水

[隔て板]
隔て板

多くのマンションでは、この注意書きはシールで貼られており、1枚1枚結構なコストがかかりますが、塗装のプロである弊社では専用ステンシルシートの上からスプレーを吹き付けるだけなので安くできます。

 

5.作業員は空き部屋に宿泊してコストダウン

大阪からスタッフ一同でお伺いし、マンションの空き部屋に宿泊させていただきました。布団はレンタルです。

ホテルを取るとかなりの費用がかさみますが、空室をお貸しいただくことでその分を抑えることができます。

 

遠方(大阪⇄徳島)でもコストを抑えてマンション改修

かなりの老朽化が進んだマンションでしたが、コストを抑えた改修工事を行うことができ、オーナー様にもお喜びいただくことができました。

弊社、村上塗装工業では改修工事を専門に取り扱っており、足場の設置から塗装まで、幅広くマンションの改修を行っています。

今までの経験とノウハウから、劣化のひどいマンションでも適切な修繕を行うことができ、コストを抑える工夫もさせていただいております。

また、大阪での工事を中心としておりますが、今回のように空室を宿泊に利用させていただくことで、遠方でのマンション改修工事も可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

老朽化したマンションの改修コストを抑えるなら村上塗装へ

マンション外壁を白黒のモダンな色に塗り替え | マンションがおしゃれに変身

マンション改装にあたり外壁を塗り替えたい

今回は関西の築約40年のマンションの改装(大規模修繕)にあたり、補修後の外壁に塗装を行って欲しいとご依頼いただきました。

マンションは中央に中庭と吹き抜けのあるロの字型の構造で、塗装箇所は、

  • ・外から見えるの外壁
  • ・ロの字内側の廊下などの壁
  • ・ベランダなどの共用部の壁
  • ・廊下・ベランダの天井
  • ・ドアなどの鉄部
  • ・花壇
  • ・敷地内のガレージ

などと様々な場所をご指定いただき、もともとのクリーム色と茶色の外壁にピンクの鉄部という可愛らしい色合いから、白と黒に統一されたモダンなカラーリングに塗り替えることになりました。

補修工事は別の業者が完了していたため、ひび割れなど表面の劣化はすでになくなった状態で、足場もそのまま使わせていただきました。

マンション塗り替えの作業内容

 

外壁(外側)の塗り替え

高圧洗浄後、下地材として日本ペイントのパーフェクトフィラーを塗布し、その後パーフェクトトップを2度塗りします。

白い部分と黒い部分を丁寧に塗り分けます。

 

外壁(廊下)の塗り替え

廊下の外壁も高圧洗浄後外側と同様パーフェクトフィラーのあとパーフェクトトップを2度塗りします。

窓や床、鉄部が汚れないように事前にしっかりと養生をしておきます。

 

外壁(ベランダ)の塗り替え

ベランダの外壁も高圧洗浄後、外側・廊下と同様に塗装します

 

天井の塗り替え

天井部は高圧洗浄のあと、日本ペイントのケンエースという天井部専用の塗料を塗布します。

ローラーのほか細かい部分は刷毛で塗りました。

 

鉄部の塗り替え

鉄部は目立ったサビはありませんが、凹凸がある場合はケレンがけを行い、ドアは黒、PS扉は白の1液ファインウレタン(日本ペイント)で塗装しました。

 

花壇の塗り替え

花壇は建物の色に合うように黒く塗り替えました。

 

ガレージの塗り替え

敷地内のガレージは白に塗り替えました。その際、鉄格子をはずして細部まで作業を行いました。

近くに停められた車が汚れないようにしっかりと養生を行っています。

 

マンションの防犯対策として作業員だとわかる腕章などをつけて出入り

塗装工事中は作業員の出入りが多く、それに紛れて住人以外の不審者が侵入すると困るとのことでしたので、作業員は皆わかりやすい腕章などをつけて出入りし、作業を行いました。

マンションが老朽化してきたら補修と同時に塗り替えがおすすめ

この事例でもわかるように、マンションは塗り替えで大幅にイメージが変わります。

建物に使う配色の流行も年月を経ると変わり、昔の配色は良く言うとレトロですが、悪くいうとダサいですし、単純に「古そう」と思われてしまう可能性が高いです。

老朽化などが気になってきたら、同時に塗り替え工事を行ってモダンなイメージに変えてみるのはいかがでしょうか?

 

関西のマンション塗り替えなら村上塗装へ

内壁まで貫通したALC外壁のクラックを補修 大阪市天王寺区

外壁のクラックが室内の壁に貫通している

今回は大阪市天王寺区の鉄骨造(6階)築約30年のKビル様から「壁のクラックが中まで貫通しているので補修して欲しい」とご依頼いただきました。

まず外壁を調査すると、2階と3階の境ぐらいの位置に換気扇があり、取り付け部の下に大きく伸びたクラックがありました。

長いクラック

換気扇周辺のシーリングやALCパネルの継ぎ目にも劣化が見られました。

クラックが貫通しているとのことでしたので、室内に立ち入らせていただき確認すると、2階の換気扇の下の同じ位置にクラックがあり、クロス(壁紙)も裂けていました。

今回は外壁と内壁のクラック補修を行い、内壁についてはクロス張り替えも行うことになりました。

外壁クラックの補修

足場の組み立て

クラックは換気扇の周囲のみでしたので、部分的に足場を設置しました。

足場組み

クラックのU字カット

クラックに沿って、シーリング材を充填するためのU字の溝を機械を使って彫ります。

U字カット

エアブローで掃除

エアブローを使って、U字カットのときに出た塵などの汚れを吹き飛ばして施工箇所をきれいにします。

プライマー材の塗布

ALCとシーリング材の接着をよくするプライマー材を施工箇所に塗布しておきます。

プライマー材塗布

シーリング処理

クラック部と換気扇周りに変成シリコンでシーリング処理を行いました。

上に塗装をするので充填後表面をなだらかにします。

シーリング

シーリング

塗装

シーリング部分に周囲と同じ色の塗料で塗装を行い目立たないようにします。

足場の解体

外壁での作業は終了ですので足場を解体します。隣接するビルとの隙間が広くないので双方の壁に当たらないように注意して解体作業を行いました。

内壁のクラック補修とクロス貼り

クロス剥がし

クラック周辺のクロスを継ぎ目が目立たない範囲まで剥がしました。

クラック補修

外壁と同様、U時カット、プライマー材塗布を行った後、シーリング処理を行い表面ががたつかないように整えました。

クロス貼り

剥がした箇所に同じ素材のクロスを貼りました。

 

ALC外壁のクラックは早めの補修を

 

ALC外壁は軽い建材として人気が高く、建物が密集する市街地でもよく使用されています。

ただ、薄いパネルですので力の掛かり方によっては割れやすく、定期的な塗り替えやシーリング打ち替えなどのメンテナンスが必要になります。

今回のようにクラックが部屋の内側まで貫通してしまう恐れもあり、放っておくとその部分からの雨漏りや建物が傷む原因となり大変です。

クラックを発見した場合は早急に補修されることをおすすめします。

 

大阪市天王寺区の室内まで貫通したALC外壁クラック補修なら村上塗装へ