

施工前

施工後
基本情報
- 工期:
- 約3週間、44人工
- 地域:
- 和歌山県紀の川市
- 施工箇所:
- 屋根・1階外壁サイディング・2階外壁・雨樋など
- 建物構造:
- 木造2階建て
施工内容
【2】屋根塗装(プライマー)→中塗り→上塗り
【3】壁面シール打ち替え
【4】養生
【5】軒天(のきてん)塗装
【6】2F壁面塗装(プライマー)→中塗り→上塗り
【7】養生
【8】1階壁面クリア塗装
【9】鉄部等ペンキ塗装
屋根や外壁塗装をして住宅の意匠性を保つ
今回外壁塗装のご依頼をいただいたのは、弊社の知り合いの方からです。
住宅を建ててから十数年が経っており、屋根や外壁が色あせたり、ところどころで塗装が剥がれたりしていました。
「建設した当初と同じような外観に復元したい」とのことで、意匠性を保つために家屋全体の外壁塗装や屋根塗装、シーリング打ち変えなどを行いました。
標準的な工事でしたが、ご依頼いただいた方がご納得いただけるよう工事を行いました。
外壁塗装の作業内容
【1】足場組み・洗浄
まず家屋の周りに足場を組み、塗料などが飛散しないようメッシュシートで覆います。
その後、外壁や屋根など全体を高圧洗浄機で洗浄しました。
屋根材のカラーベストに付着しているコケも洗浄して落としていきます。
【2】屋根塗装(プライマー)→中塗り→上塗り
洗浄が完了した後、はじめに屋根塗装を行います。
まずは屋根材と塗料を接着する役目のあるプライマー材を塗布。
その後、中塗り・上塗りを行いました。
屋根の塗料が剥がれると、屋根材が反り返ってきます。
その反りかえりに飛散したものがあたることで、屋根材が欠けてしまいます。
塗料を塗ることで、新設当初までとはいきませんが、屋根の反り返りを抑えることが可能です。
【3】壁面シール打ち替え
屋根の作業後、1階・2階の外壁のシーリングを打ち替えました。
住宅の外壁にはシーリングを建築材の隙間に打ち込むことで、防水性や気密性を確保しています。
しかし10年くらい経つと、シーリングが劣化し破損することもあります。そしてそれが雨漏りにつながることも珍しくありません。
1階部分のシーリングは壁面の素材と同じ色のものをオーダーして使用しました。
【4】軒天塗装
続いて軒天(のきてん)と呼ばれる屋根の裏側部分を塗装します。
塗料を塗る前に窓など塗料がついてはいけない部分を養生しました。その後、ケレンをしてサビや既存の塗装を行います。
ケレンをすることで新しい塗料の接着力を高めることができます。
【5】2F壁面塗装(プライマー)→中塗り→上塗り
軒天の塗装後、2階の外壁を塗装しました。
手順は屋根塗装と同じ、プライマー、中塗り、上塗りを実施しています。
家屋全体の塗装を行う際は、塗料が下に垂れることを想定して上から進めていくのが基本です。
【6】1階壁面クリア塗装
2階の外壁塗装後、1階壁面にクリア塗装を行います。
クリア塗装は透明な塗料で行う塗装のことです。日本ペイントのピュアライドUVプロテクトクリヤーというサイディング用の塗料で艶消しがあるものを使用しました。
こちらの塗料は外壁のサイディングの模様を美しく保つことができます。
中塗りと上塗りの2回塗装で仕上げました。
【7】鉄部等ペンキ塗装
1階2階の外壁塗装が完了したら、最後に雨樋やシャッターボックス、エアコンカバー、バルコニーの手すりなど鉄部分の塗装をしました。
その後、清掃・足場を解体して作業は完了です。
まとめ
工事完了後、お客様に仕上がりを見ていただいたところ、「キレイになりましたね」とご感想いただきました。
今回の外壁工事は標準的なもので、家屋の築年数もそこまで経過していなかったため、劣化などが少なく外観を新築当時のものに近づけることができました。
家は建設から時間が経つと気付かないうちに傷んできます。
キレイなお家を保つために、10年に一度などで塗装をしなおすことをおすすめします。
村上塗装工業では一般住宅の外壁塗装を承っています。屋根や外壁から細部に至るまでトータルで施工できます。
外壁塗装にお困りの方は村上塗装工業までご連絡ください。