

施工前

施工後
基本情報
- 費用:
- 約90万円
- 工期:
- 10日間(30人工)
施工内容
2.外壁破損部の補修
3.セラミックシリコン樹脂塗装
外壁が痛んできたから塗装して欲しい
今回は大阪府吹田市にある木造2階建てにお住まいのお客様から、「外壁が痛んできたから塗装してほしい」とご依頼を頂きました。
実際にどれほど痛んできてるのか見にいくと、外壁にクラックが入っており、チョーキングもしていたので、ちょうど外壁塗装の塗り替え時期でした。
外壁のチョーキングは塗り替えのサイン
先ず、チョーキングというのは、塗装をしている箇所を指で触った時に、白いチョークの粉のような汚れが付く現象のことです。
主な原因は、太陽からの紫外線や熱、雨や風によっての経年劣化です。
そのため、劣化してきてますよ。という合図なので、外壁塗装の塗り替え時期を表します。
また、チョーキングがでているのにそのまま放置してしまうと、下記のような現象が発生しやすくなります。
- カビが生える。
- 雨漏りしやすくなる。
このように、チョーキングを放置してしまうと悪化するだけなので、早めに外壁塗装をするのが家を長持ちさせて工事費用を安く済ませる秘訣です。
人間でいうところの風邪の引きはじめと同じようなものです。
クラックの発生原因
コンクリートやモルタルの外壁というのは、クラックが起きやすい外壁です。
クラックが起きる要因としていろんな理由がありますが、コンクリートやモルタルは乾燥する時に水分を外に蒸発させて収縮します。この収縮する時に細かいクラックが入る場合があります。
また、地震や風、近くを走る車などによっておこる建物の揺れによってクラックが入ることがあります。
一概にこれが原因です。と言えるものではありませんが、コンクリートやモルタルの外壁はクラックとの闘いなので、定期的なメンテナンスが非常に大切になってきます。
セラミックシリコン樹脂による外壁塗装の工程
先ず、破損している箇所が無いかの調査を行います。
クラック1つ1つをシッカリと確認していきます。
調査を終えたら、外壁全体に高圧洗浄をかけます。
汚れているところに塗装をしても長持ちしないので、シッカリと洗浄して乾燥をさせます。
高圧洗浄後は丁寧に養生をしていきます。
軒下換気口の養生。
塗装が付着しそうな箇所は全て養生をしました。
塗装を行う前に、クラック補修を行います。
少し細かいところですが、ポーチライトに隙間があります。
コーキング処理を施しました。
下地がスタッコ吹付なので、微弾性フィラーを用いて下地を作ります。
プライマー材でなく微弾性フィラーを使うことで、後の塗装の吸い込みを減らすことができます。
簡単にいうと、塗装の仕上がりがキレイになります。
微弾性フィラーを塗布した後の状況です。
2層目からセラミックシリコン樹脂を塗布していきます。
2層目を塗布した後で、目地部分の塗装の吸い込みが多かったので、コーキングを打って3層目の塗布時に吸い込みをしないように調整しました。
そして、3層目もセラミックシリコン樹脂を塗布します。
これで、クラック跡も分からないぐらいにキレイに仕上がりました。
ここからは少し細かい部分です。
雨戸をキレイに拭き掃除をしています。
拭き掃除をした後で、雨戸をキレイに塗装を行いました。
出窓の屋根部分のブリキにもサビ止めを塗布します。
サビ止めの塗布が終わった状況です。
更にサビ止めの上から塗装を行います。
更に雨樋も拭き掃除をします。
汚れていた雨樋もキレイにするために塗装を行います。
雨樋の塗装完了し、ピカピカになりました。
これで、外壁塗装は全て完成です。
新築のような外壁に生まれ変わりました。
村上塗装工業から一言
今回、スタッコ吹付がされていたので、微弾性フィラーを下地材として塗布を行いましたが、微弾性フィラーは名前の通りで微妙に弾力性があります。そのため、家の外壁にクラックができても割れに追従してくれるので、塗装まで割れることが少ないというメリットがあります。
更に、今回用いたセラミックシリコン樹脂は非常に耐候性の高い外壁用塗料です。
また、カビや藻などの付着を防いでくれるので、衛生的な環境を長い間維持してくれます。
非常に優れた塗料なので、メンテナンスを行うまでの周期が長いです。
そのため、ライフサイクルコストが低く、ご自宅の資産価値の向上とコスト面でのメリットをもたらせてくれる塗料です。
ぜひ、大阪で長持ちする外壁塗装をしてくれる会社をお探しであれば、村上塗装工業にご相談ください。