

施工前

施工後
基本情報
- 工期:
- 3日
- 地域:
- 寝屋川市
- 施工箇所:
- 鉄製の門扉2か所
施工内容
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錆止め材の塗布
↓
ウレタン樹脂塗料を塗布
正面と裏口の門扉の塗装が剥がれて錆びて汚くなっている
寝屋川市のポンプ場から「門扉の塗り替えをやってほしい」と、ご依頼いただきました。
門扉は、ポンプ場正面の横長の大きな引き戸と、裏口の比較的小さな両開き扉の2か所でした。
柵上になった門扉は、塗装が剥がれ、錆がひどい状態でした。
全て塗り替えて長持ちさせて欲しいとのご希望でしたので、錆落とし、錆止め塗料塗布、上塗り用ウレタン樹脂塗布をご提案しました。
門扉の塗り替えの工程
1.門扉の錆をケレン掛けして平坦に
門扉の錆びた部分をディスクサンダーでケレン掛けして錆を落とし平坦にします。
大きい門も小さい門もそれぞれ縦格子が細く、先が忍び返しとして高くまで伸びた形状でした。
交差する部分や裏側の細かい部分まで丁寧に錆を落としました。
錆を落とし、表面の凹凸をなくし平坦に、滑らかにすることで、上からの塗装がきれいにできるようになります。
2.錆止め材の塗布
ロックペイント社のサビカットプラス(1液型エポキシ錆止め塗料)を下塗り材として塗布します。
色はグレーを使用しました。鉄部を錆から守るため、刷毛を使って、細かい部分まで丁寧にくまなく塗ります。
3.塗料(ダイナロックⅢシアニングリーン)を塗る
最後にロックペイント社のダイナロックⅢで塗装しました。
ダイナロックⅢは1液型のウレタン樹脂塗料で耐候性などにすぐれた塗料です。
下塗りした錆止め材は紫外線に弱くすぐに劣化してしまうので耐候性のある塗料での上塗りが必要になります。
色は、以前の色よりも濃い、シアニングリーンをご希望されました。
こちらも刷毛で、塗りのこしやムラがないように塗り、美しく仕上げました。
門扉の塗り替えは錆をしっかり落とすことがポイント
今回は、塗装が剥がれ錆びて汚くなってきた鉄製の門扉の塗り替えを行ないました。
錆びついた鉄部を塗り替える時は、発生している錆をできるだけしっかり落としてから、錆止めを塗って、塗装し直すことが大切です。
ケレン棒で手作業をされる業者もありますが、弊社には電動のディスクサンダーがありますので、迅速かつ徹底的に錆落としができます。
錆が進行すると、外観の美を損なうだけではなく、門が劣化し、穴が開いたり、格子が折れたりする恐れがあります。
そうなると、塗り替えでは済まず、門扉を丸ごと交換することになるかもしれません。
鉄製の門扉は、定期的にメンテナンスを行うことがおすすめです。
門扉の塗装・錆状況が気になられましたら、是非お気軽にご相談ください。