

施工前

施工後
基本情報
施工内容
【1】左官補修
↓
【2】リシンの拭きつけ
↓
【3】中塗り
↓
【4】上塗り
マンションの大規模工事で外壁補修を行った事例 | 天井を中心に紹介
滋賀県野洲市にあるマンションの大規模修繕工事を行っている会社様からご依頼をいただき、建物全体の外壁補修を担当しました。
壁や階段、ベランダなど外壁全体を施工いたしましたが、今回は劣化の激しかった天井に絞って紹介します。
修理を行った天井部分はひさしの防水機能が失われており、天井表面に水が回って塗装が剥がれていました。
今回は、修理が必要な箇所をまず左官補修して、リシンの拭きつけを行い、水性塗料で2回塗りを行うという補修工事を行いました。
天井塗装の作業内容
それでは今回の作業内容を紹介します。
【1】左官補修
天井の劣化している部分を補修する作業を行いました。
外壁塗装において、表面材が剥がれている部分を塗装する際、この作業が最も重要なポイントとなります。
なぜなら、補修する部分と補修が不要な部分の段差を無くして平らにしないと後の塗りの工程で綺麗な仕上がりにならないからです。
ケレンを行って、しっかり汚れを落としてから、コテで左官補修を行い、補修した部分のフチを刷毛で掃いて、補修しない部分との段差を無くしました。
写真のように、グレーの下地材がぼかしたように広がるまでしっかりと平らにならしました。
【2】リシンの拭きつけ
続いて、補修した部分にリシンを拭きつけていきます。
リシンとは、ざらざらとした手触りの表面化粧材のことです。
リシンは外壁の柄の材料として昔から良く使用されており、安くて早いことが特徴です。
【3】中塗り
リシンの拭きつけ後は、水性塗料で2回塗りを行います。
今回使用したのは、日本ペイント株式会社の水性ケンエースです。
こちらの塗料は下塗りが不要です。塗装する箇所をケレンして汚れやゴミなどを取り除いた後、2回塗りすることで作業が完了しました。
写真は一度目の塗装を行ったものです。
【4】上塗り
中塗りが済んだら、仕上げの上塗りを行います。
丁寧にムラなく塗って、天井の塗装作業は完了です。
軽微な左官補修は外壁塗装の業者が行うほうが良い
工事によっては、左官補修を左官業者が行うことがあります。
業者によってはしっかりと作業を行われますが、左官業者さんは仕上がりまで関わらないため、後の工程についてあまり考えられていないこともあります。
サッシの入れ替えや床の基礎などの工事では、左官業者に依頼するのが良いですが、外壁塗装などの軽微な補修作業は、塗装業者が行うほうがより丁寧な仕上がりになります。
村上塗装工業では、軽微な左官補修から塗装仕上げまでを行うことができます。
外壁塗装でお悩みの方は村上塗装工業までご連絡ください。