

施工前

施工後
基本情報
- 地域:
- 兵庫県西宮市
- 施工箇所:
- 戸建て住宅のコンクリート打ち放し外壁
施工内容
↓
2.高圧洗浄
↓
(3.既存シール撤去)
↓
(4.シール処理)
↓
5.クラック補修
↓
6.エフロ洗い作業
↓
7.細かい劣化補修
↓
8.プライマー吹き付け
↓
9.下塗り
↓
10.中塗り
↓
11.上塗り
()内は元請け業者が行った部分。
コンクリート打ち放し面が古くなってきたから塗装し直して欲しい
兵庫県西宮市の戸建て住宅の外壁塗装補修の事例です。
コンクリート打ち放しの外壁が痛んできたので補修して塗り替えて欲しいと元請け業者経由でご依頼いただきました。
コンクリート打ち放しの壁は表面を塗装していても、通常の壁より水が染み込みやすく、雨水の影響もうけやすいので、劣化すると表面の色や質感が変わってしまいます。
事前に調査を行うと、クラック(ひび割れ)ができている部分や、クラックから鉄筋が見えている部分もありました。
下の写真のようにしみ込んだ水のせいで天井の塗装が剥がれ元々の黄味がかったコンクリートの素地が見えている部分もあります。
今回は元請け業者と協力して、弊社では外壁の補修と塗装を行いました。
コンクリート打ち放し面補修・塗装のポイント
1.塗装前の補修は念入りに
■クラック補修
施工前の調査で発見したクラックに養生テープでマーキングしておき、その部分をモルタルで補修します。
鉄筋が見えている部分は錆止め塗布も行いました。
鉄筋の丸い穴の部分が取れかけているところもありましたので、一度きれいに取り去ってもういちどモルタルで埋め直す工事も行いました。
■エフロ洗い作業
エフロはコンクリートに水が染み込んだ際に成分が溶け出し、表面で凝固した白い塊です。
エフロをコテなどでこそげ落とし洗浄します。
■細かい劣化補修
コンクリート打ち放し面は、浸水による内部からの劣化だけでなく、表面も酸性雨などの影響で劣化します。
ザラザラになった細かい凹凸に左官処理を行い塗装前に滑らかに整えます。
2.打ち放し壁に適した塗料で塗装
■プライマー吹き付け
プライマー(塗装の乗りを良くする液)を吹き付け機で効率良く壁面に塗布します。
■塗装は工程ごとに丁寧に
下塗り、中塗り、上塗りと工程を分けて行います。中塗りは防水用のトップコート材、プルーフロンを使用し、最後に上塗りとしてセラミクリードガードで仕上げます。
コンクリート打ち放しの壁を風合いを損なわず補修塗装完了
コンクリート打ち放しの風合いを損なわず塗装工事が完了し、仕上がりを見た施主様にもご満足いただくことができました。
コンクリート打ち放し面の補修や塗装には専門的な知識や技術が必要で、打ち放し面専門業者も存在するほどです。
そういった専門業者に依頼すると非常に高額になることが多いですが、外壁塗装全般を得意とする弊社村上塗装工業では、コンクリート打ち放し面の塗装を平米6,500円から承っております。